近江鉄道900系「淡海号(おうみごう)」 出発式
こんにちは、糸切餅です。今回、西武鉄道新101系を改造した、近江鉄道900系がデビューするとのことで、その出発式に行ってきました!出発式の内容は後々動画でアップさせていただきます。
まずは、全体像を!
900系はこんな感じに仕上がりました。塗装は琵琶湖をイメージした「ダークブルー」に、ハートフルで温かみを感じる「ローズピンク」の帯を巻き、ドアにイルカのシルエットを貼り付けてあります。
本日は記念HMを取りつけての走行となりました。
また、あかね号に次ぐ愛称として「淡海号」が付けられました。側面運転室すぐ後ろには愛称のステッカーも取り付けられています。
性能面での話ですが、パンタグラフは今までの車両とは違い、1エンド・2エンド双方とも残してあります。走行機器はほぼそのままですが、制動装置は電気指令式空気ブレーキ(HRD-1)に改造されていました。
なお、僕は走行シーンを撮影するため一番列車には乗車していませんが、車内はバリアフリー法準拠表記対応済みとなっており、優先座席は転換クロスシート、ドアチャイムの設置、吊革等の黄色化、そのほか妻面付近と運転台後部のロングシートを撤去し、前者が自転車用スペース、後者が車椅子スペースとなっているそうです。
15年ぶりの新形式ですが、珍しく近江らしさを感じないものとなりました。今回の導入では車体側ではなく設備側(ホーム等)に工事を行った結果、車体を改造する必要が無くなったのだろう、そのかわりに、個性的な塗装になったのだろうと思います。
この形式の導入で、220形の今後が注目されます。
閲覧ありがとうございました!